ちいさな夢
ラジオである聞き覚えのあるピアノ曲が流れてきたとき、
あれっこんな曲だったっけ…と、はっとした。
ほんのりと甘美な罪の匂いがしますといいますか…。
こんなにも美しい旋律だったのかと…。
ああこれが神秘というものか。すげー、ドビュッシー。
美は全てを凌駕し、それを俯瞰しているような。
演奏に必要な表現力も相当なものであろうと想像しました。
豊潤なこころの海が、あるいはこの曲に挑むことで養われるだろうか。
はじめてのドビュッシー、秋の夜長にチャレンジしてみるかどうするか。どきどき。
今ぐらいの時期の月のきれいな夜が、夜風が、1年で一番好きです。
これが、もう2,3週間くらい先になるとセンチメンタルな香りを帯びてくるんだよね…。
それはそれですてきなんだけども。
(↑ということを書いてからすでに一週間たっています)
というわけで今いちばん気になるピアノ曲は、ドビュッシーの「月の光」です。
話変わって、
家族が集まるときにいつか弟とセッションできたらいいなあと考えていた曲がありまして、
気がつくとすでに3年くらいたっていました。3年…?!←自分でも驚いてる
先日も6年前のことを「この前、」と言ったら娘に突っ込まれました。そりゃそうだよな。十年ひと昔とはいったものです。この浦島太郎感は年々加速していくのだろう…。
温めつづけている曲リストがこちらです。
↓ 前回、まちがえたリンクを貼ってしまいました><汗
Intermezzo from Cavalleria Rusticana, Sebastian See-Schierenberg & Alfredo Oyaguez - YouTube
1.カヴァレリア・ルスティカーナ(間奏曲)/マスカーニ
神々しく。哀しみ。感極まる。言ってみたかっただけっす。すみません…
Rachmaninoff Rhapsody on a theme of Paganini, Op. 43 - YouTube
これ以上にロマンティークな曲があるのかというほどに偏愛する曲です。
ピアノソロで弾いてみたいと思っていたけど、旋律はヴァイオリンのほうがずっとファンタスティックですね。
www.youtube.com3.調和の幻想(または霊感)より第6番3楽章/ヴィヴァルディ
上品かつ扇情的な旋律はいつ何時聞いてもこころにセンセーショナルの渦が巻く。
ヴィヴァルディって熱いよね…。映画やCMなどでもよく使われる四季の「夏」もいいよね。
www.youtube.com4.花の歌/ランゲ
ちいさい頃、年の離れた姉が よく練習していた。ヴァイオリンとピアノ版もあるんだね。ユーチューブの面白さはこういう発掘にもありますよね。
www.youtube.com5.「魔女の宅急便」より海の見える街/久石譲
なんかこう、ふわっと、何も考えずに音楽に委ねたい、委ねられる感じの曲です。
ちょっとお疲れなこころにくすぐる感じあるよね。。。(何同意を求めてんの)
何度聞いても血が騒ぐ。ヴァイオリンの鉄板ソングですかね。
中間部のメロウなムードは、オープンカーに乗って風を切って走るルパンのイメージ。
ここの流れるようなピアノ伴奏が好き。がソロは遠慮する。
…と、リンクを貼ってみました。
休日に珍しく、ご近所さんから詩吟?謡曲?の声が聞こえてきて、芸術の秋だなぁと。しみじみと。
ちょっと前、いや半年前だった、に一念発起しまして、ピアノを録音しハードディスクに保存してみました。
この音源をどのようにアップロードするか考えてて、これまた何だか時間がかかりそうなのですが、いつかアップロードできたらいいなと考えております。録音するといろいろと発見があって勉強になりますね。ゆっくりと、でも少しでも上達したいな。
職場にて。困惑。上司と生徒のことで打ち合わせていた話とはちがう方向に話が進んでしまっていて、
報告を受けたときにあ然とした顔をしたら、もう決めちゃったよ…と困惑の表情で言う。
ちゃんと、反論というか意見を述べられなかった。(当の本人である生徒が目の前にいたというのも大きい)
というより頭が白くなって何も考えられなくなってしまった。
元々本当の自分を出すと、怒りの場面に直面したときに、ことばにケンがあったりその場を凍らせてしまうような危うさを常日頃、自分に感じているので、脳内でクールダウンせよという緊急信号を受け取ったのかもしれない。
もやもやして家に着いてしばらくたってから、
あ、上司はわたしとの打ち合わせの内容を忘れちゃったのかもしれない、と。
この頃忙しくて頭がぼーっとすることがあるって言ってたな、
何度も同じことを確認されたこともあったな、とか思い当たる節がつぎつぎと見つかりまして。
それまでは今日早めに行って昨日の話をつけてやると戦闘態勢に入っていたのですが(大げさ)
方向性を変えてアプローチしてみることにします。性格上、気をつけねばならない点もあるので、相手の術中にははまらないよう気を引き締めて臨むことが必要だ。
…とね、今朝、近所の旦那さんが救急搬送されてしまったのです。
ちょうど過ごしやすくなってきたこの時期、張り詰めていたものがゆるんだりとかもあるのかもしれない。実はゆるんだときが危ないともいいますものね。
みなさまもどうぞくれぐれもお気をつけください。
この頃、寝つきが悪く寝不足気味なので、私も気をつけようと思います。
ではでは、
ひのき玉に顔をうずめながら、んでもってベートーベンのクロイツェルを聴きながら、スィーユー・ネクストタィー!