読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

chiipuri’s diary

気の向くままにつづる日々のあれこれ

兆し、変化

3日ほど前からかすかな春の匂いを感じるようになった。

春の明るい光を、そこかしこの命たちが背伸びするエネルギーにあふれた匂い、それらを肌で感じることの喜び。

今年もまたやってきたのですね。この季節が。

 

年始から弾き始めたピアノ版「クシコスポスト」。

もしかしたら弾けるかもしれない、と思い始めたときから一気にやる気スイッチが入ったみたい。何年ぶりの新曲だろう!

弾きたいと思うことがうれしいお年頃です。

それにしても懐かしいこの感覚…。

練習をしていると、習っていたときのことが思い出される。

ときに心のなかで先生の声が聞こえる。

 

うちは電子ピアノなのですが、録音機能がすごく役立つのです。

(あー生ピアノさわりたい)

練習の弾き初めは片手だし~ゆっくりだし~で、

道のりが長く辛い時間だ(私にとっては)。

それでも少しスピードを上げられてきたら、片手を録音して、

再生に合わせてもう片方をそれに合わせて弾けば、

この時点ではかなりミスばかりでグダグダなのだが、

全体像が何となく見え隠れしてきて一気にモチベーションが上がるのだ。

これはすごいワープ感!

1回目の合奏(右手と左手の)は全然弾けない…とくじけることばかりだけど、 

不思議なもので、毎日少しずつピアノにさわっていると、もやがかっていて全く遮られている視界が、目を凝らしていると少しずつクリアになっていくように、前の日よりも少~しだけ弾けるようになっているのだ。

自分だけが感じるこの小さな、だけどもたしかな感覚が自信とやる気につながるんだよね。

 

いつも不思議に感じるのが、この、上達したと感じるのが、毎回弾き始めのときだということ。

練習している時間ではなく、弾いていない時間に何かが起こっているらしい。

芝生の養生みたいな?発酵みたいな?何もしていない時期に何かが育まれているようである。

タイムラグがあってシナプスがすーっとつながるような現象が起こってるのかなあ?

いい筋肉をつくるために筋トレをあえて休むとかも、ちょっと感じが似ていますかね。(ホント?)

 

録音再生機能はときに残酷な現実をつきつける。こともある。

ピアノから少し離れたところにいて下手なピアノが聞こえてくるなぁと思ったら、自分のピアノだった。子どもが再生していたのだった。

自分の音をよく聞いていたつもりでそうでもなかったんだな、と。

過大評価してたの?自分、と恥ずかしくなる。

でもこういう客観をすることは、上達するためにはいいのかもしれないですね。

 わたしが練習している間はずっとそれに合わせて歌って踊っている息子、3歳。

この前、早朝に泣いて起きたので抱っこしてしばらくすると、突然狂ったように大声でクシコスポストを歌い出した。存分に歌ったら気が済んだのか、また静かになった。夢のなかで歌っていたのかな?ニ胡のような不思議な音であった。

 

練習していると息子が乱入してくることもある。

占領されながら私が弾こうとするのを楽しんでいるようで、

あるとき高音域でエクソシストのテーマを弾いたら(嫌がらせかよ…)

本気で怖がってしまった。

娘は「今の何?教えて!」とすごい興味深々。

原曲を聞こうと調べたら、聞いたことのないサントラ版が。

ちなみにホラー系の検索をするときは子どもらをパソコンから離らかせないと

恐ろしいものを見せてしまうことになる。(今回うっかりやってしまった、反省)

 

「チューブラー・ベルズ」のサントラ版、民族色が感じられてめっちゃ好み。

www.youtube.com

作曲したマイク・オールドフィールドの「To France」という曲も好きだなぁ。

Mike Oldfield - To France - YouTube

 この曲の雰囲気はどこかスピッツを想う。

せつなくて、かわいい曲。

 

 ○アニメの影響ですっかりモーツァルトに興味を持っている娘が、

モーツァルトと聞くだけでぱっと顔が明るくなり目が輝く)←くすっ

モーツァルト全集のCDを見つけて、

これが長い曲は途中でフェイドアウトしてしまう哀しいCDだったのでお蔵入りしていたのですが、

久しぶりに聞いてみましたらば、一聴でこれモーツァルト?と思った曲がありまして。

 

www.youtube.com

何がどう聞こえないのだと言われると返答に窮しますが、

ではなぜ聞こえないんだろう?と思わず自問してしまいますが、

えー、何となく…ああ、すごく深刻に嘆いている感じがベートーベンっぽく感じるというか、、

でもじっくり耳を傾けているとやっぱりモーツァルトだね!と思いました。

主題の旋律が悲壮だけど美しいですね。

短調好きとしてはこの曲も好きな曲になりました。

 

では、また。