chiipuri’s diary

気の向くままにつづる日々のあれこれ

春がきた

ずいぶん長いこと放置していた感があります。

お久しぶりでございます。

いろいろあったようななかったような気がするけどわたしは元気です。…元気?

 

春の陽気に、なにもなくともニヤついてしまうタイプかもしれないと最近気づきました。

ショートカットにするとき、それを維持するにはちょくちょく髪を切りに行かなきゃいけないべ?というのがネックになっていた。もともと他人に髪をいじられるのに抵抗があったので、ずっと及び腰だったのだ。お金もかかるしね。…が、ならばセルフヘアカットの術を身につければいいと発想を転換して、それで、小さな失敗を繰り返しながらとにかく慣れよという心意気だけでやってきました。一週間に一度ほどはさみを入れつづけて数週間、つづけていると見えてくるものがあるのですね。見えてきたんです。

そしてようやく本当の自分のなりたい自分のヘアスタイルが完成したんです。これからは自分で自在に切るぞ…。ふふ…。自分でカットするようになってから男性の髪型がとても目につくようになった。

ほんとどうでもいいことすみません。沸き起こる衝動だけでタイピングを走らせています。

 

だいたい自分の心持ちひとつで見える世界が変わって見える気がする。

それに呼応して世界が少しだけ となりのひとが元気になれたら、最高だと思う。

どんなにちいさくてもバタフライ効果は絶対にあるよね。

そんな軽い躁状態から発信いたします。

今殴られてもたぶん許せる。

わたしに悩み相談するなら、今。

もしいつか元気がなくなったときはわたしに相談させてね。

なんてねー。

以下、ちょっとずつたまっていた半径2キロメートルのトピックをお届けします。

 

○先日、このマットは靴を脱いで上がるところか、靴で上がって脱ぐところかで悩んだ件について。

その後職場となり、ほかの人たちを観察していると、先日のわたしのようにマットの上で靴を脱いでいる人もいれば、靴とスリッパをダイレクトに行き来している人とまちまちであった。

多くの人は意外とあまりそういうことにこだわらないのかもしれない。

そしてスリッパに履き替えたところから床はカーペットだとばかり思っていたが、記憶違いでビニルの床であった。この床は寒い時期は底冷えするからわたしのいる間にカーペットが敷かれるべく、会社に貢献して職場環境の改善に努めたいと思う。まじで。

 さてその職場、小学生から高校生までの学習塾なんですが、この前中3生の受検おつかれさま会が催され、ちゃっかり参加してきました。日頃の雰囲気とはまたちがう先生や生徒の素の感じがわかるかなと。そこでバイト講師の大学生の女の子と買い出しに行ったときのこと。髪が長くふっくらとした、女性らしいひとだ。何かの話をしていたときの自然な流れで彼女は「わたし人を好きになったことがないんです」という。どんな感じなんですか?という彼女に、衝撃を受けながら、ええええと、その人のことを思うと機嫌がよくなるとか~、頭のなかがその人でいっぱいになって、どうしたんだろう?って思うとか~(恋愛初期症状について)…と本気で答えたりして。

信号待ちをしつつそんな話をしながら、少し前に通っていた整骨院での衝撃が頭のなかでピピッとリンクされていた。

整骨院にて。電気治療をする際、隣に座っていた二十歳前後の女の子は、ずっと小さな画面を見つめていた。画面をちら見したらばアニメのいわゆるイケメンといわれる男性が二人映っていて、恋愛シミュレーション系と思われた。実際にプレイしているのを初めて見たということと、公共の場でそれを行えるということに対してわたしは衝撃を受けた。彼女はスタッフに話しかけられるとはきはきと最小限のことばを発し、治療が終わり告げられたときは返事をせずに去っていった。コンビニ店員のやりとりに無反応で去る客のあの感じを思った。これは彼らなりのシャイさ?それともそれがスマートだという考えのもとの対応なのか?あるいは何も考えていない、感じていないのか?若い人はそうなる傾向はあるかもしれない。でもその間ずっと画面にくぎ付けというのは何だかさみしいな…とうしろ姿を見送って感じていた。

治療が終わり、待合室で会計を待っていると、さっきの子と思しき背格好の女性が目の前に立っていた。それがですね…息をのむような美少女だったのです。猫のような大きく少し吊り上がった目、きれいな丸い小顔できつめのパーマでロングヘア、パンツのラインが絶対美の線を描いている。服装は細い赤のボーダーのトレーナーに黒と緑のチェックのパンツを召している。このコントラストに、美大生の雰囲気を感じ、また場違いなパリジェンヌのようであった。わたしは十年数年ぶりくらいに絵心が刺激され、家に帰ってその女の子の絵を描いた。描かずにはおれないというその衝動。そしてその女の子のことを家族に話した。そして絵を見せました。

みんな大爆笑。…えっ?はたちに見えないって?オバサン?う、梅図かずお…?

憮然としてすぐに描き直しました。自分の気持ちが投影されたのでしょうか、絵の女の子、超怒ってる。無念…。再現できず。

ちなみに夫は「かわいい女の子がそういうゲームをしていたからびっくりしたの?それじゃあ差別だよ」と言い放ちました。相変わらず冷静沈着です。何とも苦虫をかみつぶす思いの私でした。いやまあそうかもしれないが、生活圏が狭い主婦にとってはこのようなできごとも衝撃トピックになるって話なのよ。…ね?

 

○ご主人は今日も家の前にいて、車の運転席の掃除らしきことをしていた。

この前、どうぶつのアイアンプレートをいただいた者ですが…と声をかけると、

何かを察したように、

「そういった必要はありませんから」と初めて会ったときと同じく、はじけるような笑顔で

返してきた。

いやまあ見るだけでも…と近寄って行き、

コープでよく買うかつおなんです、と言って解凍して食べる、ゆずこしょうで味付けされたかつおを一本、袋から出してみせた。

主人の目が光ったのを私は見逃さなかった。

ひとまずお返し作戦は成功したといえよう。

 

 

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いいじゃないか。主婦が少年に憧れたって。

(ダメだなんてだれも言ってない)