chiipuri’s diary

気の向くままにつづる日々のあれこれ

南風が吹いたので遊びにきたよ。

どうも、お久しゅうございます。

先週の日曜日、豊島区で行われた東アジア文化都市2019のイベントのワークショップ、『アトカル・マジカル学園』ゴールデンウィークあそび教室 家族で新聞ドームハウスをつくろう! に、子どもと参加してきました。

無人島に漂流したという設定のもと、初対面の人たちと一緒に新聞紙のドーム型のおうちをつくりました。

それがですね、すごく楽しかったんです。子どものころ秘密基地をつくったときのようなわくわく感を味わいました。日没までに(!)完成させねばならないという時間制限があったのも、ほどよい緊張感と集中力を必要としてよかった。楽しいゲームでした。普段使わない脳の部分を使った感覚、あとから激しく心地よい疲労感に教われました。背筋の美しいアートな雰囲気をまとったスタッフの方々も気さくでとっても感じよかったな~。みんないきいきしていてこちらまで元気をもらいました。

一歩外に出ると知り合い以外の人とはまるっきり言葉を交わさなくても事足りてしまうことの多い昨今、初対面の人と話すどころか、協力して何かをつくり上げるという体験は、なかなか貴重でした。

ええ、生活が便利になればなるほど、直接的なひととのやりとりが減り、結果、人との交流が面倒だなという気持ちが助長されるのではないかな、とか、地域の人たちとのささやかな会話さえ希薄になっている今、それらが常態化すると、会話の仕方、ひいてはあいさつの仕方もわからなくなるのかもなあなどと、いろいろと考える機会にもなりました。たぶんみんな疑心暗鬼になってるだけだと思うんだけどね。話さない理由、原因もいろいろだと思うし。日常のいろいろな面において心の余裕が以前よりなくなっていると感じるのはきっとわたしだけではないだろう。これは自戒もこめてなんだけど。みんな少しずつ余裕がないと、全体にするとすごいマイナスのパワーになると思う。少しだけ上向きの気持ちでいることを忘れずに、保つよう少しだけ努力して過ごしたい。とか、とりとめのないことをつらつらと思ったり。

 

早速、今回のワークショップを応用してわが家で子どもと遊びをやってみたよ。

 題して「即席ピアノ、連弾であそぼう!」

 メロディラインがシンプルな曲を選んで、メロディを子どもに弾いてもらって伴奏をわたしが担当。

ショパンの革命のエチュードのドレッ♭ミミー ソソッソ♭ラーソ♪ をひとさし指一本で弾く年長男児。 

その曲明るくしたらどうなるの?と娘。

こういうギモンがすっと出てくるところ、うむ、子どもって柔らかアタマだなあ。

明るくすると、ハ長調という黒鍵を使わない調なので、ドレミミーソソッソラーソ♪となり、可笑しな開眼っぽくなりました(日本語がヘン)。

いつか自分で何かのワークショップを開けたら楽しいな。

 

この曲ももとは短調ですが長調にすると妙な味わいがある。

「ゴッドーファーザー愛のテーマ」

https://www.youtube.com/watch?v=J-gf_bxV00s

 

 子どもたちツボに入る。あれはどうやって弾くの?とエクソシストのテーマ曲をリクエストしてきた。うん、わたしの娘だ(笑)

 今日はおいっこめいっこが遊びに来て一緒に新聞ドームハウスをつくる予定です。