友チョコと脱走児
少しずつ春らしい日を感じるようになってきましたね…。
この前の日曜日のこと。約束の当日、友達から電話があり、チョコは一人で渡しに行くとのこと。(いいぞーがんばれー)その後うちに来て一緒に遊ぶことになったという。電話を切ったあと、「チョコレート交換するの」という。ふうん。…え?手づくり?お昼のあとに来るの?…って決まってたの?うそ~ん…早く言ってよ…
あわてていそいそと娘のチョコレートづくりを手伝う。例によって山本ゆりさんのお手軽レシピを拝借しました。家にあるチョコレート粒を数種類かき集めて、少量のバターと牛乳をまぜてレンチンするだけ。冷えたら丸めてココアをふりかけると、くにゃっとやわらかい生チョコが完成するのだ。ひとつぶだけ入っていたストロベリーチョコが隠し味になってとてもおいしくでき上がりました。というかチョコは全部おいしい。チョコを食べてもにきびが出なかったり太ったりしなければ私はいくらでも食べるだろう。そんなわけないので普段は努めて遠ざけている。
山本ゆりさんのレシピ詳細はこちら↓
100均でひと目ぼれしたラッピング袋に入れて。
玄関でスタンバイ中。
その後、ふたりは仲よくチョコレートを交換し、その場ですぐさま食べられていました。
このラッピング袋は口をあいたまま置き去りにされていました。…(笑)
今日の日が彼女たちのすてきな思い出になりますように。
さてはて、先日4月に幼稚園に入園する息子の1日体験入園とやらに行って参りました。
まず保護者と一緒に ホールに入って、子どもと保護者が分かれて座ることになっていた。
息子はホールに向かう途中、並んで待っているとき、そばにいる先生に名前を聞いていた。
自分も聞かれたとき、何か言いたげにちょっと考えてから、「3さい…おとこのこ、です!」とつけ加えた。おお、さっそく先生と親交を深めているじゃないか。幸先いいねぇと思っていた矢先。
ホールで何するの?と聞いてきた。(いやな予感)
何カ月か前に園内見学に来たとき、ホールで運動会のダンスの練習を見ていたら
全く興味を示さないどころか自分はやらないと言い張り、ホールに絶対に入ろうとしなかったのだ。
案の定、ホールには行かないといい、子どもや保護者であふれ返っているホールに入ると否や、私の手をふりほどき、ホール中を走りだした。かけめぐった。めっちゃ楽しそうな顔で。先生がいったんつかまえてもその身体をすり抜け、走る走る…
一周回って私のすぐそばでぴたっと止まった。すかさずつかまえると大声を出して暴れるので手をゆるめた。するとまた嬉々として走り出す。
内心、まだ全員そろってないしホールもにぎやかだからちょっと泳がしておくかな…と思ったのは否めない。
しかし、あの…漫画とかで(はっ)とか(ええっ!?)っと驚愕する表現で、目を見開いて中が真っ白になるのありますよね?まさにあのときその顔をした自分がいました。
人って混乱すると混乱するほど、冷静になろうともう一人の自分が見えること、ありますよね。久々にもう一人の自分に出会ったぜい…。走りまわる子はうちだけで、あとは保護者と離れるのがいやで泣いている子が数名いた。
…ほぼ初めて同世代の集団のなかの我が子を見て、知りました。おお、そういうふるまい方をするのかと。
全員そろい、何かが始まると、とにかく抱っこしてその場を離れないよう、小声でいろいろと話しかけつづけてこの場を切り抜けることに専念した。手遊びうたの類が嫌いらしい。ふたりで遊ぶときは喜ぶのに、なぞだ。この日も一緒に歌う私の口を手で押さえてきた。そして前にいる先生たちの名前を知りたがっていた。紙芝居は興味深く見ていた。
想像をしていなかったから混乱したけど、大丈夫。今回免疫はついた。入園式はどうだろう。今日、機嫌のいいときに入園式ではおとなしく座っていられるかな~?と聞いてみたところ、
「ん~、、逃げるの楽しいからな~」(追いかけっこのつもりだったのか。)
よし、じゃあ入園式の前に1時間くらい公園で追いかけっこしてから幼稚園に行ってみようかー
「えっ…いいね…それ」
…さあさあどうなることか。
いよいよ本格的に、母子ともに社会、世間との出会いの春、です。